マツダ防府工場 累計生産800万台突破

2008年06月17日 11:00

 マツダは防府工場の累計生産台数が1982年9月の生産開始以来、25年9ヵ月で800万台を突破した。また、700万台から800万台までの100万台の生産台数も同工場としては最短の1年11ヶ月で達成。これは「2007年8月に生産を開始した新型「マツダアテンザ」が生産台数を引き上げたことによる」。

 防府工場は、1981年に中関地区で自動車部品の生産を開始し、1982年に西浦地区に現在の第1工場を建設、同年9月から同社の本社・宇品工場(広島県)と並ぶ乗用車の主要生産拠点として、「マツダカペラ」などの生産を開始。その後1992年に西浦地区に第2工場を建設し、同年2月から「ユーノス500」などの生産が始まった。

 「800万台の達成は、社員はもとより、マツダ車をご愛用いただいているお客様、そして企業や地域の皆様一人一人のご支援とご協力の賜物で、心より感謝申し上げたい。防府工場は世界中のお客様に高い技術力に裏付けられた高品質なクルマをお届けしてきた。今後も高品質なものづくりを、さらに進化させ、常に世界の自動車工場のトップランナーとしてお客様に喜ばれる商品を提供していきたい。累計生産台数800万台は、さらなる飛躍への通過点であり、全員が力を合わせて、900万台、1,000万台を目指して進んでいく」と中野雅文・執行役員防府工場長は話している。