厚生労働省は東京、大阪に続き、5月30日に愛知県名古屋市中村区名駅南1-18-30 サンライズビル3階B号室に住居喪失不安定就労者サポートセンター「AICHIチャレンジネット」を開設、生活や居住、就職のための相談支援を行う。
相談時間は月曜から金曜までは午前9時から午後9時まで。土曜、日曜、祝日は午前9時から午後5時までで、簡易な内容なら電話やメールでも相談にのる。
相談支援窓口では生活状況の把握、助言、指導のほか、生活保護に関する相談をはじめ、月2回は債務関係の無料法律相談もある。また、低家賃、保証人不要の物件を中心に情報収集したり、提供するほか、住居確保に向けての貯蓄方法の助言や月2回の専門相談員による無料住宅相談、就労に向けての面接の受け方や履歴書の書き方、求職指導、求人情報の提供、職業訓練の受講推薦などに応じる。詳しくは電話052-585-0061へ。
厚生労働省の調査ではネットカフェで寝泊りする住居喪失者が全国に5400人あまりおり、そのうちの8割あまりが東京や大阪、愛知に集中している、という。こうしたことから、4月25日に東京に開設したのをはじめ、5月12日には大阪にもチェレンジネットを開設。今回、愛知にも開設したもの。