関西電力は南オーストラリア州のゴーラークレイトンの2地区でのウラン探査プロジェクトへの参画を決めた。
探索は南オーストラリア州・州都アデレードの北西約400kmから500kmのオリンピックダム鉱山西側に広がるゴーラークレイトンで行う計画。
燃料の安定調達のための取組みの一環として、試掘作業や物理探査を4年かけて行う。事業は同社出資の日豪ウラン資源開発を通じて、地元鉱山会社のクエイサー社と共同で実施することにしており、日豪ウランは両地区において20%から25%の権益を取得する予定。
探査プロジェクトへの参画は同社グループとして初の試み。「今回の取組みで得られる知見やノウハウを蓄積し、今後のプロジェクト参画等に活かすとともに、将来に亘る燃料の安定調達先の確保に努めたい」としている。