品格ある国家目指し改憲へ意欲 自民党幹事長

2008年05月08日 11:00

 防衛省改革も憲法改正を前提にまとめた自民党だが、自民党幹事長の伊吹文明氏は憲法記念日の5月3日、談話を発表し、憲法改正について「昨年、国民投票法が成立し、憲法審査会が設置されたが、憲法審査会の規定や委員数など何も決まらず、1年間が過ぎた。国民の負託を受けた国会の怠慢と言わざるを得ない」と審査会が始動しないことに不満を表明した。

 幹事長は「改正は自民党の党是であり、新憲法草案も国民に示している。国民の半数以上が憲法改正を望んでいる現状に鑑み、速やかに議論の開始に努力したい」と表明するとともに、「審議促進の請願が寄せられている事」などをとりあげて、改正への下地づくりに意欲を示した。

 さらに同幹事長は「国民の為に憲法はあります。わが党は、新しい時代にふさわしい、国際社会から尊敬され、国民誰もが誇りに思う品格ある国家を目指し、守るべき国柄と伝統をしっかりと見極めた新憲法の制定に取り組んでいく決意です」と改憲への意欲を重ねて強調。「私たちに課せられた、後世に対する義務と考えております」とした。