帝国データバンクによると金融円滑化法利用後の企業倒産(負債総額1000万円以上)が9月に36件あったことから、累計で484件にのぼることが分かった。
また、ことしに入ってのみでみても金融円滑化法利用後の企業倒産は267件、負債総額で2083億2200万円になっていた。
特に、7月から9月での件数は122件にのぼっており「前年同期に比べ134.6%の増と大幅に増加。帝国データバンクでは「2012年後半に入り、件数の増加傾向が顕著に現れている」としている。また、経営改善が進まないまま事業継続不能に陥るケースが中小企業では多いとしている。(編集担当:森高龍二)