法務省入国管理局は平成19年に保護または帰国支援した「人身取引の被害者」数を公表した。
それによると、40人の外国人女性を被害者として保護または帰国の支援をし、そのうち、不法残留など入管法違反になっていた13人全員は残留特別許可を行った、としている。被害者は前年に比べ7人減少していた。
40人の内訳はフィリピン人22人、インドネシア人11人、タイ人5人、韓国人2人。
一方、加害者の外国人は5人で、いずれも退去強制させられていた。
退去強制させられたのは、フィリピン人2人、タイ人2人、インドネシア人1人で、タイ人1人を除く4人は女性だった。