菅義偉官房長官は5日、安倍総理が内閣改造を見送り、党の幹部を続投させる考えを示したことについて、現行内閣での態勢について「通常国会が終わるまでというのが常識だろう」との見方を示した。
菅官房長官は安倍総理の判断の背景について「安倍内閣が発足したのが昨年12月26日なので、しっかり、腰をすえてやっていくためには一定の期間は必要だということ。予算を作った内閣は、それを仕上げるまでというのは、ある意味、当然だろう」とした。
また「国民が望んでいるのは、しっかりと仕事をやってほしいということだろう」と語った。
菅官房長官はアメリカからの申し入れで同日夜、日米首脳会談が行われることになったと発表し、シリア情勢などについて、改めて意見交換することになるとの見通しを示した。首脳会談は限られた時間の中で調整されたという。米側からの申し入れは4日朝からだったという。(編集担当:森高龍二)