防衛省は尖閣諸島など防衛力強化のため、水陸両用車の配備に向け、参考品4両を購入することとし、25億円を25年度予算概算要求に入れた。
購入後は性能確認や運用面での検証を行い、海上からの部隊投入の実効性を検証する。
水陸両用車についてはイラク先遣隊長だった参議院の佐藤正久議員(自民)が政府が参考品として購入予定している米国製AAVについて砂浜への上陸用のため、南西諸島には向くが、尖閣諸島の防衛には難点もあると指摘。水陸両用車は岩礁も考慮した国内産がベストだと提案している。ただ、これからの開発では15年から20年を要するのではと佐藤氏自身も課題をあげる。(編集担当:森高龍二)