野田佳彦総理が韓国の李明博大統領と笑顔で握手を交わしたことに賛否の反応が起きている。
日韓関係のギクシャクをこれ以上悪化、拡大させないためには柔和な対応から仕切りなおしていく方が賢明と言う反応がある一方、「野田総理の国家観や国柄って何なのかな」と批判的な見方もある。
参議院の佐藤正久議員(自民)は「野田首相が笑顔で自ら握手を求めたことで、未来志向の名のもとに、天皇陛下への非礼発言への謝罪や発言撤回も、竹島の国際司法裁判所への提訴も、通貨スワップの見直しも遠のいたと感じた方も多かったのでは。名誉や主権にかかわる事項は譲れないのに」と外交手段としては否定的に受け止めていた。(編集担当:森高龍二)