安倍元首相には首相当時の竹島対応の説明責任も

2012年09月03日 11:00

 新党大地・真民主の鈴木宗男代表は自身のブログで、自民党の総裁選挙にふれ「安倍晋三元首相が意欲を燃やしているとの報道がされているが、『無責任に政権を投げ出した人が、何をするために手を挙げるのか』などの声が寄せられている」とつづり、「自民党も人材不足なのかと同情する」と安倍氏に対し厳しい見方を示した。

 鈴木代表は「李明博韓国大統領の竹島上陸に際し、野田政権を弱腰外交と激しく批判していた(安倍氏は、自身が首相だった)安倍政権のとき、竹島問題について、きちんと日本の立場を韓国側に伝えたのかお尋ねしたい」と提起。自民総裁が次期総選挙で第一党になり、自民総裁が首相になる可能性が高いとの見方が広まる中で、安倍氏には竹島問題に対し「自分の時はどうだったか、国民に説明責任を果たすべき」としており、総裁選挙演説の中で、この問題に答える必要はあるだろう。元首相として、鈴木氏だけでなく、国民に対して説明が求められている。(編集担当:森高龍二)