住宅展示場というものは、いつも「夢」を見させてくれるものだ。ワクワクしながら週末にクルマでピクニック気分で出かける家族も多いだろう。「こんな家なら、お母さんはキッチンで新しい料理に挑戦できる、お父さんは書斎を持って、模型を心ゆくまで作れる、子供たちにも部屋を与えられる」とあれもこれもとイメージは膨らむばかりだ。
パナホーム<1924>が、「くらしの基本“住まい”のこれからを考える3日間」をテーマに、住まいの体験会『クラシのカタチ』を、今日3月7日(金)から3日間、9日(日)まで、大阪市中央区のツイン21で開催する。リフォームも含めた総合展示イベントを単独で開催するのは、同社にとって初めての試みだ。この催しの目玉は、ツイン21のアトリウムに、大容量太陽光発電搭載のスマートハウス「エコ・コルディス」の実物大モデルが設置されていることである。
新築メイン会場は、このモデルハウスを核に5つのゾーンで構成されており、最新の技術や同社の住まいづくりの考え方が理解できる。また、昭和30年代の一般的な住宅の居間を再現展示し、当時のくらしについても紹介、昨年創業50周年を迎えた同社の住まいづくりの歴史を不易流行とともに体感することが可能だ。
リフォームメイン会場では、木造住宅や鉄骨住宅、マンションのリフォーム事例をパネル展示で紹介したり、最新の水まわり設備や建材、家電商品を展示している。また、太陽光発電などのエコリフォーム、家具やカーテンの展示など、幅広いリフォーム提案を行うとしている。新築だけでなく、リフォームで快適な住環境を創り、もう一度「住まいの夢」を現実にしてみては。
パナホームの最新のテレビ・コマーシャルに現在無期限活動中止中の伝説のバンド「ムーンライダーズ」の鈴木慶一が出演しているのを見て驚いた往年のファンも多いだろう。昨年、同社は創業50周年。ムーンライダーズは結成39周年。歴史に裏打ちされたブランドには、それが住宅メーカーであれバンドであれ大きな信頼感、安心感があるものだ。(編集担当:久保田雄城)