李大統領の竹島上陸は慰安婦問題前進させるため

2012年08月15日 11:00

 朝鮮日報は14日午前9時31分にアップしたネットニュースで「独島(日本では竹島)訪問:李大統領 1泊するつもりだった」とする記事を報じた。

 その中で、李明博(イ・ミョンバク)韓国大統領は竹島訪問の背景に「日本は国内政治問題のため(過去史問題の解決に)消極的態度を見せており、行動で示す必要を感じたと語った」として慰安婦問題などが大きな要因にあることを示した。

 朝鮮日報は「李大統領は時間がかかったら慰安婦のおばあさんたちは世を去り、永久に解決できない」と語ったと報じており、慰安婦問題が韓国にとって未解決の問題であることを鮮明にするとともに、慰安婦問題を提起し、交渉を前進させるきっかけを狙ったものであることを伺わせた。

 朝鮮日報は李大統領が「日本は悪い戦争を起こしたと真剣に謝罪すべきだが、そうしないので、しこりが解けない」と不満を示したことも報じている。

 慰安婦問題への対応が親日派の大統領を竹島に上陸させた最大要因であることが浮き彫りにされた格好。(編集担当:森高龍二)