夏休み、活発化する小中学生向け被災地支援

2012年08月06日 11:00

 様々な団体や企業から継続的に実施されている被災地支援。7月後半から8月にかけては夏休みということもあり、小中学生をターゲットとした東日本大震災などの被災地支援の施策が実施されている。

 支援の代表的な手段である寄付。この寄付にも、夏休みの小学生をターゲットとした取り組みが活用されている。その一つが、日本製粉がユニセフ支援チャリティープログラムとして実施する「第2回小学生ご当地アイデア料理コンテスト」である。地域の農産物・水産物・特産品などの食材を使用したオリジナル、もしくは地域の食文化や特色・特性を踏まえてアレンジを加えるなどした「ご当地小麦粉料理」のコンテスト。このコンテストでは、応募一作品につき500円が日本ユニセフ協会の「東日本大震災緊急募金」に寄付されるという。

 また、被災地の子供たちを招くことで支援をしようという試みも多く実施されている。例えば、東京スカイツリーを運営する東武タワースカイツリーは、被災された地域に住む子供たちに、東京スカイツリーを通して笑顔になれる夏休みを過ごしてほしいという思いから、小中学生を招待。7月23日から8月23日の間、気仙沼市。双葉郡大熊町、陸前高田市より小中学生を含む家族、計504名を招待する。また、山田養蜂場も岡山大学の学生や教職員によって発足した被災地支援団体「おかやまバトン」と協力して、8月8日に福島県の小中学生をグループ会社である山田みつばち農園に招待。ミツバチの不思議や自然界における受粉などの役割を知って貰い、採蜜体験やミツロウ工作を楽しんでもらいながら、子供たちの成長に貢献することを目的に体験学習を実施する。

 逆に、岩手県北観光では、8月19日から3泊4日で小学生4・5・6年生向け夏休み被災地支援ボランティアツアーを実施。陸前高田市などにおいてホームステイやボランティアを通して、震災と復興を通じて現地の人が実感した絆の大切さ、自然に対する畏敬の念を共有する交流体験や、災害への心構えと生き抜く力と知恵を学ぶツアーで、保護者は一切参加せず、添乗員や大学生スタッフが全行程に帯同する形となっている。

 子供の笑顔が、逆境を乗り越えるための活力となっている大人は少なくないであろう。経済的にも一刻も早く元気になるよう、来年以降も継続的にこういった活動が続けられることを期待したい。