日本への7月台風では過去最強クラス 8日沖縄へ

2014年07月07日 18:06

 菅義偉官房長官は7日の記者会見で「大型で非常に強い台風8号が8日には猛烈な勢力となって沖縄に接近する恐れがある。特に沖縄では今晩、特別警報が発表される可能性があり、十分な警戒が必要」と警戒を呼びかけた。

 また、政府は官邸危機管理センターに情報連絡室を設置。古屋防災担当大臣は予定をしていた海外出張を取りやめ、政府全体として対応にあたることとなった。

 菅官房長官は「非常に強い大型台風の接近で、暴風、大雨、高潮等に厳重な警戒が必要」とし「暴風雨が予想される地域では暴風や高波、高潮、大雨に厳重に警戒し、早めの避難・避難準備を心掛け、自治体からの避難勧告・避難指示には速やかに避難頂きたい。外出が危険な場合は家の中のより安全な場所にとどまるよう」呼びかけた。

 気象庁によると「台風は7月に日本列島に影響を与えるものとしては過去最強クラス」と最大級の警戒を求めている。

 それによると「大型で非常に強い台風8号は今後更に発達し、猛烈な台風(最大風速54m/s以上)となって、沖縄地方に接近する見込みで、沖縄地方に最も接近するのは8日の朝から昼すぎの見込み。身を守るため、早めの安全確保を図るなど最大級の警戒をとるよう」呼びかけており、9日から10日にかけては西日本に接近することが見込まれている。(編集担当:森高龍二)