野田佳彦総理はスーパーコンピュータ「京」と東大など全国9つの大学が保有するスーパーコンピュータをネットワークで結び、ひとつのユーザーアカウントで利用できるようにするシステムの9月末の共用開始を予定していると参議院の山谷えり子議員(自民)の質問に答えた。
野田総理は文部科学省の革新的ハイパフォーマンス・コンピューティング・インフラ計画(HPCI計画)の中ですすめているとし、HPCI計画推進の今後のあり方については「検討ワーキンググループで来年夏ごろまでに中間とりまとめを行うべく、調査・検討をすすめている」とした。
これは山谷議員が「京」が昨年首位になったが、「今年6月のランキングで米国IBM製に抜かれ、2位になった」とし「今後の開発の方向性」などを質したもの。(編集担当:森高龍二)