民主党の両院議員総会が12日午後5時半から約1時間にわたって開かれた。野田佳彦総理(民主党代表)は「6月26日の衆議院本会議での社会保障と税の一体改革関連法案採決で党が混乱する状況になった。多くの離党者を出す深刻な事態になり、国民、党友に大変心配をかけることになったことにお詫び申しあげたい」と詫びた。
そのうえで社会保障と税の一体改革に触れ「民主党の政権だから全世代対応型の社会保障の改革ができていると思う。そこにもっと自負をもって」と民主党政権だから全世代にスポットをあてた社会保障制度の改革につながっているとアピール。誇りをもっていいのではとの思いを伝えた。
また党としての政策決定のあり方など、党内の風通しをよくしたいとの思いを伝え「政権党としての重たい責任を果たしていきたい」とした(編集担当:森高龍二)