実用燃料電池自動車(FCV)第1号車(水素自動車)納車式が15日あり、試乗運転した安倍晋三総理は「水素自動車は環境に優しい。新しい時代を切り開いていくものと確信している」と笑顔で期待を示した。
安倍総理は自動車に乗り込むと右手を挙げ報道陣に答え、試乗後の感想では「いよいよ、水素時代の幕開けと思う。(実用燃料電池自動車は)出足もいいし、静かで、本当に快適だった。全省庁に導入したいと思う」と語った。
また「今までも多くの規制を緩和・撤廃してきたが、更なる規制改革、技術開発、この2本立てで前進させていきたい」と技術革新を加速化させるための環境づくりをさらに進める考えを示した。
安倍総理は「ガソリンだけでなく、水素においても、セルフスタンドを可能にするため、規制改革に取り組みたい。そのために規制改革会議において議論していきたい。いずれにしても、大変乗り心地が良くて、車もスタイリッシュ、環境にも優しい、新しい時代を切り開いていくものだ」と手ごたえを確信したようす。(編集担当:森高龍二)