民主新役員に「野党の攻撃力ある」と自民幹部

2015年01月21日 08:38

自民党の谷垣禎一幹事長は20日、党役員会後の記者会見で高村正彦副総裁から「高村副総裁から民主党新役員が固まりつつあるが、なかなかレトリックの巧みな方が多い。野党としての攻撃力があると思う」との発言があったと民主党の新体制に「攻撃力がある」との認識を高村副総裁が示したことを明らかにした。

 そのうえで谷垣幹事長は「高村副総裁は閣僚でしっかり(補正予算や新年度予算、提出案件について)説明して頂く必要があるが、閣僚で説明が足りないところは党の方でしっかり補っていく必要があるというお話でございました」と語った。

 また、谷垣幹事長は役員会での自身の話として「来週26日から通常国会が始まるが、政府・与党結束して、まずは補正予算、それから27年度予算の年度内成立を目指すことを昨日、政府・与党で確認した。丁寧な国会運営と補正あるいは27年度予算の政策の内容をしっかり説明し、国民の理解を得られるよう、政府・与党で頑張っていきたいと語った」と述べた。

 また、記者団から民主党の岡田代表、枝野幹事長という体制についての受け止めをきかれ、「高村副総裁がいわれた通りと思う。与党に対する攻撃というか、批判の点では能力のある方々ではないか」と述べた。(編集担当:森高龍二)