平成24年版高齢社会白書が18日までに閣議決定された。わが国の65歳以上の高齢者人口が前年より50万人増えて、過去最高になったと報告している。
白書によると昨年10月1日現在でのわが国の人口は1億2780万人で、このうち、65歳以上の人口は2975万人になった。
男女別では男性が1268万人、女性が1707万人。総人口に占める65歳以上の割合(高齢化率)は前年より0.3ポイント増加し、23.3%になっていた。
また、75歳以上の後期高齢者は1471万人で総人口の11.5%を占めており、10人にひとりが75歳以上になっている。白書によると、平成72年には後期高齢者の人口比率は4人に1人という超高齢社会になると予測している。(編集担当:森高龍二)