自民に沖縄基地負担軽減を考える有志の会が発足

2015年09月26日 14:12

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自民党内に「沖縄の基地負担軽減をみんなで考える有志の会」が発足し、代表に沖縄出身の島尻あい子参院議員が就任。顧問に菅義偉官房長官が就いた

自民党内に「沖縄の基地負担軽減をみんなで考える有志の会」が発足し、代表に沖縄出身の島尻あい子参院議員が就任。顧問に菅義偉官房長官が就いた。

メンバーは小野寺五典氏や山本一太氏ら閣僚経験者含む24人。10月にはメンバーらが沖縄を訪ねる予定という。沖縄基地負担軽減担当相でもある菅官房長官は「政府も有志の会と連携し基地負担軽減を進めていく」としている。

 島尻代表は、ブログで「沖縄から本土への訓練移転、施設移転、これからその可能性がある自治体を選挙区に持つ国会議員が集まり、我が国の安全保障、沖縄の基地負担を軽減するために今後どのような可能性があるのか、議論する場にしたい」と書き込んだ。

 山本氏は「沖縄県以外の選挙区を持つ自民党議員が、沖縄が日本全体の安全保障の負担を負っているという事実を再認識し、そのことをそれぞれの地元で発信し、有権者に共有してもらうこと」と発信。

 ブログでメンバーを紹介した。上記4人以外のメンバーは穴見陽一(衆)、石原宏高(衆)、今津寛(衆)、うえの賢一郎(衆)、岸信夫(衆)、河野太郎(衆)、武村展英(衆)、津島淳(衆)、馳浩(衆)、古川康(衆)、宮川典子(衆)、宮崎正久(衆)、猪口邦子(参)、岩井茂樹(参)、上月良祐(参)、長峰誠(参)、野村哲郎(参)、馬場成志(参)、古川俊治(参)、橘慶一郎(衆)=敬称略=の20人。(編集担当:森高龍二)