通学路安全確保へ人優先空間の形成を 自民提言

2012年06月07日 11:00

 自民党は登下校時に児童が交通事故の犠牲になるケースが相次いでいることから、学校や幼稚園、保育所などの周辺は原則、最高時速30キロメートルの「ゾーン30」を設定し、交通事故・取り締まりを徹底することにより、「人優先空間の形成を図るべき」など、道路交通の安全対策に対する緊急提言を6日までにまとめた。

 緊急提言では学校、警察、道路管理者、保護者、地域住民などが一体になってハード整備とあわせて、ソフト面でも安全度を高め、通学路の安全を確保すべきとしている。

 このため、学校や教育委員会が中心になって通学路の安全点検調査を実施し、問題箇所を洗い出し、全ての学校で通学安全マップを作成すべきなどと提言した。(編集担当:森高龍二)