民主党の枝野幸男幹事長は10日の記者会見で、安保法制の廃止法案について「来週にも他の野党の賛同を得て『廃止法案』を国会に提出したい」とした。枝野幹事長は「他の野党と幅広く連携できる部分と民主・維新2党独自の提出部分の2つに分けることを確認した」と説明。
また衆院選挙制度改革調査会の提案に盛られた議員定数10の削減に自民党が先送りするのではないか、との報道には「もしそうなら(政権交代前の党首討論での)野田佳彦総理(当時)と安倍晋三総裁(同)の約束を反故にするもので、容認できない。厳しく反対していく」と断じた。
枝野幹事長は「議員定数削減という自民党にとって都合の悪いことは先送りしてやらないということだ」と自民の姿勢を批判した。
また閣僚に過去に九州電力川内(せんだい)原発を「かわうち」と読んだ閣僚がいたが、島尻あい子沖縄北方担当大臣が北方四島のひとつ、歯舞(はぼまい)群島を読めない(度忘れ?と思うが・・)、丸川珠代環境大臣が「年間追加被曝線量1ミリシーベルトに何の根拠もない」と誤解を与える発言をしていることに「レベルの低い問題。(各大臣は)もっと勉強してください。仕事をしていないのではないか」と苦言を呈した。(編集担当:森高龍二)