観光振興軸に引き続き沖縄振興に取り組む 菅氏

2016年02月18日 12:20

 菅義偉官房長官は18日の記者会見で大阪市のテーマパーク、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンを運営会社が沖縄進出を撤回する検討に入ったとの報道について「報道は承知しているが、沖縄県進出計画撤回検討の話は聞いていない」とした。

 そのうえで菅官房長官は「沖縄の観光振興は極めて大きな伸びを見せている。政権交代から200万人旅行客が増えているし、外国人観光客は150万人になっている。観光収入も1000億円を超える」とし「沖縄振興策は大きな成果を生んでいる」とした。

 菅官房長官は「観光振興を中心に、政府として引き続き沖縄振興策に取り組んでいく」考えを強調した。

 また菅官房長官は「進出するかどうかは民間の判断だろうと思うが、3年間で観光客が200万人増え、外国人観光客は4倍になっているのも現実だ」とし、政府として観光振興に一層努める姿勢をアピールした。(編集担当:森高龍二)