北朝鮮が人工衛星と称するミサイルが「宇宙空間に到達した」とアメリカ国防総省が発表したとの報道が大手新聞社、放送メディアで相次いでいる。
これは北朝鮮が7日午前9時31分ころ、西岸から打ち上げたもので、10分後には沖縄県上空を通過、太平洋方向へ向かったことが分かっている。
岸田文雄外務大臣は、北朝鮮の行為に対し「累次の国連安保理決議、日朝平壌宣言、2005年の6者会合の共同声明に反する」として「断じて容認することはできない」と非難した。
また、岸田外務大臣は「午前10時3分に北京の大使館ルートを通じ、北朝鮮に対して厳重に抗議した」とし「外務省として緊急対策本部会合を開催した。国連の安保理の緊急会合を改めて要請をした。強い決議採択に向けてしっかりと議論をリードしていく。合わせて我が国独自の制裁について速やかに決定できるよう準備をする」とした。(編集担当:森高龍二)