シニアのカーライフに欠かせないのはセダン 運転支援システムには7割が関心 

2016年02月21日 16:33

 シニア向け宿泊予約サービスを提供する「ゆこゆこ」が、50代以上のメールマガジン会員2,166人を対象に、「カーライフ」に関する調査を実施した。

 「現在所有している車のタイプ」について聞いたところ、全体でもっとも多かったのは「セダン」の32.3%で、次いで「軽自動車」23.0%、「ミニバン」18.1%でした。「セダン」は70代以上で45.6%、「軽自動車」は女性で32.3%と人気だった。

 「運転の頻度」は全体の63.1%が「ほぼ毎日」と答えている。日常的に運転している人に「普段、車を運転するシーン」について聞いたところ、全体でもっとも多かったのは「買い物など日常的な外出」の85.3%で、次いで「旅行やドライブなどのレジャー」83.7%、「家族の送迎」33.8%だった。

 「あなたにとって車はどのような存在か」の問いで、全体でもっとも多かったのは「移動手段としての道具」の83.3%で、次いで「行動範囲を広げてくれるもの」75.0%、「運転を楽しむもの」42.5%だった。男女別にみると、女性では「移動手段としての道具」が92.2%と多く、「運転を楽しむもの」が25.7%と少ない結果となっている。

 「車で旅行する際の運転距離」については、全体の30.5%が「500km以上」と答えている。年代による差は見られず、70代以上でも29.8%が「500km以上」と回答している。

 「車中泊」は全体の14.1%が「経験があり、今後もしたい」、28.0%が「車中泊をしたことがあるが、今後もしたいとは思わない」と回答している。

 「運転支援システム」について聞いたところ、全体の10.9%が「現在、運転支援システムが搭載された車に乗っている」と回答し、「(現在、運転支援システムが搭載された車には乗っていないが)関心がある」と回答した人は73.7%で、関心の高さがうかがえる結果である。

 運転免許の返納については、全体の54.9%が「運転に自信がなくなったら返納したい」と回答。男女別にみると、「ある程度の年齢になったら返納したい」で、男性20.7%、女性29.2%と差が開いた。また、「運転に自信がなくなったら返納したい」は、50代49.5%、60代55.4%、70代以上60.8%と、高年齢者ほど多い結果となった。

 一連の結果を見ていくと、想像以上にアクティブなシニアドライバーが多いことが読み取れるだろう。(編集担当:久保田雄城)