日本共産党の志位和夫委員長は13日、安倍晋三総理(総裁)が自民党大会に続いて開かれた参議院選挙必勝決起大会で「安保法制の廃止は日米同盟の絆を損なう」と野党5党が安保法制廃止法案を提出し、廃止を目指していることに強い懸念を示し、批判したことに「日米の絆が損なわれるのではなく、米国の戦争への参戦の危険をなくす」と強く反論した。
志位委員長は安倍総理が「参院選挙は自公対民共の戦い」と位置付けて強調していることにも「自公対野党5プラス市民」の戦いとし「決して負けるわけにはいかない」と強調した。
志位委員長は午後、新宿で開かれた安保法制廃止を求めるSEALDs・学者の会主催の街頭活動に参加し、民主党の小川敏夫参院議員、維新の党の初鹿明博衆院議員、社民党の吉田忠智党首らとともに、野党共闘を成功させ、安保法制廃止を実現しようを呼びかけた。(編集担当:森高龍二)