日本共産党の志位和夫委員長は2日のツイッターで「安倍総理は憲法9条改定の狙いが、無制限の集団的自衛権行使と明言」と書き込み「安保法制は、アフガン・イラク戦争のような戦争で『戦闘地域』での兵站(へいたん)支援を可能にするが、戦闘部隊に参加はできない。この限定すら取り払おうというものだ」と強く非難した。
志位委員長は「憲法9条改定の狙いは自衛隊の合憲化に止まらず、無制限の海外での武力行使にある」と発信した。
また、「安倍総理が額賀派のパーティで『現在は自公対民共の対決になっている。負けるわけにいかない』『これ(安保法制)を壊そうとしているのが民主党と共産党だ。廃止をしようとしている。だからこそ決して(選挙で)負けるわけにはいかない』」としたことを紹介し「危機感の表明」との認識を示したうえで「憲法を壊す勢力に決して負けるわけにいかない」と野党5党の共闘で安保法制の廃止、集団的自衛権行使を限定的にも認める憲法解釈変更の閣議決定撤回実現への強い決意を書き込んだ。(編集担当:森高龍二)