民進党の岡田克也代表は11日、日本外国特派員協会で、米国のオバマ大統領がG7伊勢志摩サミット後の27日に広島を米国現職大統領として初めて訪問することに「非常にうれしい。核なき世界に向かって非常に大きなきっかけを作るわけで、心から歓迎したい」と歓迎とともに大きな期待を寄せた。
岡田代表はこの日の会見で、集団的自衛権の行使を限定的にも認めた安保法制について「憲法違反と考えており、従って白紙撤回すべき」と安保法制は白紙にすべきとした。
また岡田代表は、自民党に代わり政権を担える政党をつくるために「民進党」を結党したこともアピールし「まず、安倍政権の暴走を止め、民進党を、政権を担える政党につくりあげることがリーダーとしての自分の責任」と語った。また、目指す社会について「格差の少ない社会」をあげた。
岡田代表は外交政策で「日米同盟が非常に重要であることは(自民党と民進党は)共通しているが、中国や韓国など対して安倍総理は対立的だったと思うが、最近は(姿勢が)変わってきたので、われわれに近づいてきた」との認識を示した。(編集担当:森高龍二)