どんなに不況の世の中でも、貪欲に美を求める日本女性たち

2013年02月03日 08:44

  総合マーケティングビジネスの富士経済が、2012年10月~12月にかけて行なった、顔用美用品・セルフフェイスケア用品の国内市場調査によると、化粧品の復調に加えて、一般用医薬品(外用)、美容機器・器具、化粧雑貨の各商品領域においても堅調な伸びをみせていることから、2012年度のセルフフェイスケア市場は全体で、前年比0.3%増の1兆9516億円が見込まれる。また、今年も引き続いて化粧品がプラス成長を維持するとみられ、0.4%増の1兆9594億円を見込んでいる。

  プラスの要素となったのは、まず美容機器・器具市場が活況だったことが挙げられる。家電エコポイントと地デジ移行による駆け込み需要の反動で、液晶テレビをはじめ、一般家電製品が軒並み冷え込んだ2012年の家電業界。そんな中、メーカーや量販店が力を注いだのが「美容家電」部門だった。大手メーカーの本格的な参入も相次ぎ、前年比0.7%増の410億円となっている。

  また、2010年以降のトレンドとして、アイメイク関連商品が順調な伸びを続けており、とくに、二重まぶた用化粧品が堅調で、化粧雑貨市場が前年比0.9%増の974億円となった。2013年も引き続き、セルフフェイスケアの大きなポイントの1つとして「目」があげられている。化粧のやり方ひとつ、ケアの仕方ひとつで、印象が大きく変わる目もとの美容は、女性にとって最も関心の高い部位の一つだ。

  昨年、今ティーンエイジャーのカリスマ的な存在として人気を誇る歌手、きゃりーぱみゅぱみゅも、「つけまつげ」をテーマにした歌を歌ってヒットさせているが、つけまつげや、まつげエクステが、この数年で急速に人気が高まっている。つけまつげも、まつげエクステも、これまではドレスアップするような時にしか使われてなかったものが、最近では普段使いされるようになってきた。コスメの通販などでも人気の定番アイテムの一つとなっている。

  女性の化粧は様々な側面をももつ。美しく見せるだけでなく、不調や、顔色も包み隠せる。ときには鎧のように自分を守るものであったり、性格を変えるくらいの自信に繋がることもある。ともあれ、美しくありたいという女性の願望は、不況に左右されない。たくましい限りである。(編集担当:石井絢子)