MMD研究所は、格安SIMの音声通話プランを利用している15歳以上の男女891人を対象に「格安SIM利用者の音声通話利用に関する調査」を実施した。
格安SIMの音声通話プランを利用している15歳以上の男女(N=891)を対象に、よく利用している通話手段を聞いたところ、「通常の電話」が71.0%と最も多く、次いで「チャットアプリの通話利用」が39.7%、「通話割引電話アプリ」が23.9%、「050IP電話アプリ」が22.6%となった。
利用している通話手段での1回あたりの通話時間を聞いたところ、どの手段においても「3分以内」という回答が最も多く、通常の電話(n=633)が47.1%、050IP電話アプリでの通話(n=201)が41.8%、チャットアプリでの通話(n=354)が31.9%、通話割引電話アプリでの通話(n=213)が55.4%となった。
続いて、主な通話先について聞いたところ、通常の電話、チャットアプリでの通話、通話割引電話アプリで最も多かったのが「家族」との通話となった。050IP電話アプリでの通話で最も多かったのは「友人」だった。
通話で利用しているアプリを聞いたところ、チャットアプリ利用者(N=354)で最も多かったのは76.8%で「LINE」、次いで34.5%で「Skype」、「Messenger」が17.2%となった。
続いて、050IP電話アプリ利用者(N=201)で最も多かったのは「050 plus」が44.8%、「SMARTalk」が25.4%、「LaLa Call」が24.9%となった。最後に電話アプリ利用者(N=213)で格安SIMサービス電話会社のアプリの利用が最も多かったのは「楽天でんわ」で70.0%、「BIGLOBEでんわ」が14.6%、「みおふぉんダイアル」が13.6%となった。(編集担当:慶尾六郎)