小池氏に「利権打破訴えた公約通りの都政を」

2016年08月01日 09:38

 都知事選挙で民進党・共産党・社民党・生活の党の野党4党が推薦した鳥越俊太郎氏が落選したことについて、生活の党の小沢一郎共同代表は「都知事選の結果については都政の刷新を求める民意を、うまく鳥越俊太郎候補に集約をすることができなかったことが大きかったと考えている」とした。

 そのうえで「参議院選挙で構築された4党共闘の枠組みで闘えたことは大きな意義があったのではないか。引き続き、しっかりと連携をとって、政権に対峙していきたい。新都知事には利権打破を訴えた公約通りの都政にのぞむことを期待する」とした。

 日本共産党の志位和夫委員長は「都知事選での鳥越俊太郎さんへのご支持に心から感謝いたします。勇気をもって出馬し大奮闘された鳥越さん、すべての関係者のみなさんに心からの敬意を申し上げます」と鳥越氏を評したうえで「鳥越さんが掲げた政治の転換の旗印、首都・東京でも始まった『野党+市民』の共闘の経験は、今後のたたかいに必ず生きると考えます」とツイッターに書き込んだ。(編集担当:森高龍二)