東京都知事に無所属で新人の小池百合子・元防衛大臣（６４）が選ばれた。政治とカネの問題で舛添要一都知事が辞任したのに伴い３１日行われた選挙には小池氏のほか、自民・公明・こころ推薦の増田寛也元総務大臣（６４）、フリージャーナリストで民進・共産・社民・生活推薦の鳥越俊太郎氏（７６）ら２１人が立候補。
選挙は事実上、小池、増田、鳥越の氏による争いになっていた。小池氏の当選で初の女性都知事誕生となった。投票率は前回より１２．９６ポイント高い５９．１０％だった。
開票の結果、小池氏が２９１万２６２８票で２位の増田氏（１７９万３４５３票）に１１１万９１７５票の差をつけて当選。鳥越氏は保守分裂、野党共闘での戦いの中で１３４万６１０３票と小池氏獲得票の半分にも届かなかった。
このほかの候補者の得票数と党派名は次の通り。敬称略。届け出順。（１）高橋しょうご（無所属）１万６６６４票（２）谷山ゆうじろう（無所属）６７５９票（３）桜井誠（無所属）１１万４１７１票（４）マック赤坂（無所属）５万１０５６票（５）山口敏夫（国民主権の会）１万５９８６票（６）やまなかまさあき（未来創造経営実践党）３１１６票（７）後藤輝樹（無所属）７０３１票（８）岸本雅吉（無所属）８０５６票（９）上杉隆（無所属）１７万９６３１．０１８（１０）七海ひろこ（幸福実現党）２万８８０９票（１１）中川ちょうぞう（無所属）１万６５８４票（１２）せきくち安弘（無所属）１３２６票（１３）立花孝志（ＮＨＫから国民を守る党）２万７２４１．９７５票（１４）宮崎正弘（無所属）４０１０票（１５）今尾貞夫（無所属）３１０５票（１６）望月義彦（無所属）３３３２票（１７）武井直子（無所属）４６０５票（１８）ないとうひさお（無所属）２６９５票。（編集担当：森高龍二）
