下村博文文部科学大臣は6日までにスポーツ指導での暴力根絶にむけ「日本人らしい信頼と絆で結ばれる真の強いスポーツをつくるため、いかなる形の暴力も許さないという覚悟のもと、国民の皆様、スポーツにかかわる全てのみなさま一人一人の協力をお願いしたい」とメッセージを発信した。
下村大臣は「日本スポーツの良さはチームワークであり、自他共栄のこころ」とし、スポーツ指導で暴力行使が柔道女子代表チームをはじめとして存在したことに「大変遺憾」と遺憾の意を表明。
現況について「日本スポーツ史上、最大の危機」と受け止めている旨をつたえ「スポーツ指導者に暴力根絶の指導を徹底する」とともに「スポーツ指導者の養成・研修のあり方を改善することも大切」との考えを示した。
下村大臣は各競技団体に相談や通報窓口の設置を求めるとともに、問題が生じた場合には中立的な第3者が相談を受けることのできる仕組みづくりをスポーツ界一丸となって早急に整える必要を提起。大臣としても全力をつくすとした(編集担当:森高龍二)