限定車第2弾モデル名は「Golf GTI Clubsport Street Edition」、オリックホワイト・マザーオブパールエフェクトは、6.48万円のオプションカラー。搭載エンジンはオリジナルGTI比45psアップの265ps仕様、ブーストが効くと290psまで出力がアップする
フォルクスワーゲン(VW)ジャパンは、同社スポーツモデルの象徴ともいえる初代「ゴルフGTI」生誕40 周年を記念して開発した特別限定車「ゴルフ GTI Clubsport(クラブスポーツ)」の第2弾をリリースする。限定車第2弾のモデル名は「Golf GTI Clubsport Street Edition(ストリート・エディション)」だ。
今回導入する「Golf GTI Clubsport Street Edition」は、FF(前輪駆動)モデルとしての走行性能を最新のVWテクノロジーで徹底的に磨き上げた「Clubsport」シリーズの第1 弾である「Track Edition(トラック・エディション)」に続くハイパフォーマンスモデル。
サーキット走行をイメージし、内外装をアレンジした「Track Edition」に対して、今回導入する「Street Edition」は、より身近に「GTI Clubsport」の魅力を楽しめるように、機能、快適装備を充実させたモデルといえる。
パワートレーンは「Track Edition」と同じ、ベースモデル比45psアップした最高出力195kw(265ps)、最大トルク350Nm(35.7kg.m)を発生する最新の2リッター TSI エンジンと6 速DSG を組みあわせている。さらにアクセルペダルを強く踏み込むだけで、約10 秒間、「Golf R」を超える最高出力213kw(290ps)と最大トルク380Nmが得られるブーストシステムが作動する。
出力&トルクのアップに伴って駆動系&ブレーキも強化され、電子制御油圧式フロントディファレンシャルロックと大径ブレーキディスク(フロント340mm/リア312mm)などを標準装備とした。タイヤ&ホイールは、225/40 R18タイヤ/7.5Jアルミとなる。
インテリアは、スマートエントリー&スタートシステムである「Keyless Access」などを採用し、日常での使い勝手を向上させ、赤いステアリングセンターマークを配した「GTI」ロゴ付アルカンターラ巻き専用ステアリングホイールなど、標準の「Golf GTI」よりもよりレーシーなイメージに仕上げた。
今回導入する「Street Edition」では専用の18 インチアルミホイールとスポーツシートを採用してドライバーの高揚感を高めてはいるものの、より気軽に「GTI Clubsport」のスポーティな走りの神髄を体感できる仕様となっている。
エクステリアも「Track Edition」同様、フロントには、光沢ブラック仕上げのエアディフレクターを兼ね備えたフロントバンパーが装着され、エンジンへの空気の吸気量を向上させるとともに、フロントの空力性能とダウンフォースの向上に成功した。また、リヤスポイラーは、標準の「GTI」に搭載しているスポイラーよりも大型化したことで、リヤアクスルのダウンフォースの最適化に貢献したという。
今回導入する「Street Edition」は計350台の限定。ボディカラーは、ディープブラックパールエフェクトとオリックスホワイト・マザーオブパールエフェクト(有償オプションカラー)の2色とし、価格(税込)は449.9万円となった。(編集担当:吉田恒)