ペットにやさしい社会(殺処分ゼロ)へ 公明

2012年12月03日 11:00

 公明党の山口那津男代表は1日、こども・子育てマニフェスト50を発表した。ペットが捨てられないような仕組みを整え、殺処分ゼロをめざすペットにもやさしい社会の実現など学校生活、教育、小児医療、出産・子育て、地域、外交・その他の6分野で、それぞれめざす政策を保護者が子どもと一緒に見れるよう編集・制作している。

 公明党の紹介では「国や民族の違い、政治に対する考え方の違いによる対立をのりこえて、人間が幸せに生きていくことという目的に立ち返り、それを実現するために活動している」としている。

 また「地域で生活する人たちのための政治を大切にする政党で憲法の3原則(国民主権・基本的人権の尊重・平和主義)を尊重し、守っていこうと考えている」と紹介。

 学校生活では「いじめは絶対にいけないこと。いじめる人が悪いことをきちんと教えていく」としているほか、全ての公立中学で給食を実現させる(2010年5月時点で82.4%)。

 教育では小学校にあがる前の3年間の教育費の無料化、義務教育での35人以下の学級づくり。小学校低学年からの英会話を中心にした英語授業の導入。頼りになる小中高校の先生を研修を行って増やしていく。

 小児医療では子ども医療費を今よりも安く。出産・子育て支援では出産育児一時金を8万円増やし50万円に。政治に若者の意見を取り入れるために18歳で投票権(選挙権)を持てるようにめざすとした。(編集担当:森高龍二)