ホンダのブラジルにおける4輪車の生産販売子会社であるホンダオートモーベイス・ド・ブラジル・リミターダは、現地時間2016年10月17日に2016年サンパウロ国際モーターショー(プレスデー:11月8日~9日/一般公開日:11月10日~20日)でワールドプレミアとなる新型コンパクトSUV「WR-V」市販予定車のスケッチを公開しました。ちなみに「WR-V」はWinsome Runabout Vehicleの略だ。
WR-Vは、同社のコンパクトカー「フィット」からの派生モデルで、ヴェゼルの弟分になる。詳細は明らかにされていないが、ブラジル本国では、おそらくFLEX-fuelエンジンが搭載されるもよう。フィットがベースだとするなら全長4m未満のコンパクトなモデルで、日本国内で販売されれば、スズキ・イグニスあたりと競合しそうな雰囲気だ。当然、日本ではハイブリッドがラインアップされるか?
南米のニーズに基づき、Honda R&D Brazilで開発されたWR-Vは、アクティブに生活を楽しむユーザーが求める、タフでありながら都会的なSUVデザインと、高いユーティリティをコンパクトなボディサイズで実現したという。
このWR-Vは今後ブラジルをはじめとした南米地域で販売される予定だ。
ホンダは、SUV市場が拡大する南米へ、CR-V、HR-Vに続く新たなコンパクトSUVを投入することにより、SUVの商品ラインアップをさらに充実させていく構えだ。(編集担当:吉田恒)