レーダー照射 日中主張の違い埋める必要あり

2013年02月10日 12:57

 自民党の鴨下一郎国会対策委員長は10日のNHK日曜討論で中国海軍艦艇が海上自衛隊護衛艦に射撃用レーダーを照射した事件で、中国側が事実を否定していることについて「防衛省は慎重の上にも慎重を重ねて証拠を積み重ねて、こういう事案があったということを発表したのであって、それを、中国は捏造だと言っている。われわれとしては、その違いを埋めていかなければならない」と語った。

 また鴨下国対委員長は「国際社会にも訴えて行かなければならない」との考えを示した。

 鴨下国対委員長は「日本、中国の両国間でも冷静に議論しなければいけないが、外交的にはきちんと言うべきことは言わなければならない。安倍総理は、物静かだけども言うべきことは言うと言われているが、その通りだと思う。中国にも冷静な議論をしっかりして頂きたい」と述べた。(編集担当:森高龍二)