安全確保へ申し入れ続ける 稲田防衛大臣

2016年12月10日 19:04

稲田朋美防衛大臣は米軍の沖縄でのオスプレイ訓練飛行でオスプレイが民間地上空を、物資を吊るして訓練していることに懸念の声があがっていることに、9日「在日米軍副司令官に強く申し入れているが、しっかり申し入れを続けたい」と安全性確保へ申し入れていくとした。

 記者団から沖縄防衛局長らが米側の方に申し入れをした後も提供施設外での訓練というのが続いているが、米側からどのような認識が伝えられているのかと聞かれ「12月6日以降も米軍のオスプレイが物資を吊り下げて飛行を行っていることは承知している」と訓練が続いていることの認識を示した。

 そのうえで「7日に防衛省地方協力局長から在日米軍副司令官に対し、周辺の住民の方々に与える影響を最小限にとどめるよう強く申し入れるなど様々なレベルで米側に対し申し入れをしている」とした。

 稲田大臣は「米側も事情についてはしっかり認識していると思う」とし「安全性に関わることであり、これからもしっかり申し入れを続けたい」と答えた。(編集担当:森高龍二)