マツダは、小型オープンスポーツ「マツダ・ロードスター」に、限定色「クラシックレッド」を新たに設定して、全国のマツダ・ディーラーを通じて予約受付を開始し、今年2月28日まで期間限定で販売することを発表しました。「東京オートサロン2017」のマツダブースにおいて展示発表した。
「クラシックレッド」は、初代「ロードスター」を世界初公開した1989年2月のシカゴモーターショーにおいて、メインカラーとして初公開した際のボディカラー。4代目の現行ロードスターにおいて、このカラーを最新の水性塗装技術「アクアテック塗装」で忠実に再現した。
「アクアテック塗装」は、塗装工程の革新によって、塗料やエネルギーなどの資源効率を飛躍的に向上させ、トレードオフの関係にあるVOC排出量とCO2排出量の同時削減を実現したマツダ独自の水性塗装システムだ。
「ロードスター」は、1989年の初代モデル登場以来、マツダのクルマづくりを象徴する商品として、ライトウェイトスポーツカー特有の“Fun(楽しさ)”を一貫して提案し、世代を超えたさまざまなユーザーに支持されてきた。その間、3度のフルモデルチェンジを行ない、2016年4月に累計生産100万台を達成している。
4代目「ロードスター」の中山 雅(なかやま まさし)主査兼チーフデザイナーは、「ロードスターが歩んできた27年間は、人とクルマがひとつになって思いのまま気持ちよく走る楽しさを追求した歴史であり、同時に、マツダブランドならではの『走る歓び』に共感してくださった多くのお客さまから支え続けていただいた歴史でもあります。27年間分の感謝の想いを込めるとともに、お客さまとともに積み重ねてきた歴史を資産として大切にし、クルマ文化を育んでいくために、ロードスターの象徴的な(ボディ)カラーの復刻に挑戦しました」と語った。(編集担当:吉田恒)