日産、ホンダが上質なグランピング提案。「ジャパンキャンピングカーショー2017」開催

2017年02月02日 08:10

Nissan NV350_Camper

日産NV350キャラバン・リチウムイオンバッテリー搭載グランピングカーの室内意匠

 2月2日から5日までの4日間、千葉・幕張メッセで「ジャパンキャンピングカーショー2017」が開催される。

 このイベントに日産自動車は魅力的な2台のキャンピングカーを出展する。ベース車両は日産のコマーシャルバン「NV350キャラバン」だ。

 「NV350キャラバン」は、「クラストップの低燃費」や「堂々として存在感のあるデザイン」、「広くて使い勝手の良い荷室空間」、そして「従来の商用車にはない先進装備」などが発売以来、大変高い評価を得ている。加えて先般、小型貨物車4ナンバーバンクラス初のエマージェンシーブレーキ(自動ブレーキ)を採用するなど、高い安全性を実現している。

 ラインアップは極めて豊富で、コマーシャルバンとしての商用ユースだけでなく、趣味やレジャーの道具として、さまざま利用されている。今回のショーには、そのなかでもアウトドアスポーツを趣味にされているユーザーに向けたカスタムモデルを2車種展示する。

 1台は、「NV350キャラバン・リチウムイオンバッテリー搭載グランピングカー」だ。これは、「NV350キャラバン DX(ワイドボディ ハイルーフ)」をベースに、電気自動車「リーフ」で培ったEV技術を活用した大容量(12kWh)リチウムイオンバッテリーシステムをし、エアコンや電子レンジ、テレビなどの電化製品を自由に使用することが可能となっている。これまでにない快適でスマートな新しいキャンプスタイルを提案する。今回の展示おいて雑誌『いぬのきもちフェスタ』『イヌリンピック』の協力で集めた愛犬家の声をもとに、ペットの快適さにこだわったグランピングカーとした。

 もう1台の「NV350キャラバン トランスポーター」は、「NV350キャラバン プレミアムGX(標準ボディ標準ルーフ)」をベースに、傷つきにくく重量物も安定して積載することが出来るロンリューム加工を施した床張りを荷室に標準採用したモデルだ。これにより、水や汚れ、油などがこぼれても簡単に清掃でき、キャンプやモータースポーツなどのあらゆるアウトドアシーンでの、高い利便性を実現させたモデルとした。また、快適な車中泊を実現できる便利なベッドシステムも搭載している。

 今回の「ジャパンキャンピングカーショー2017」にはホンダも総合的なキャンプシーンを独自のブースで見せる。「でかけよう!Hondaと一緒に!」をテーマとして、アウトドアで活躍する4台の四輪車に加え、オフロード二輪車やハンディタイプの蓄電機などの汎用製品を展示。ホンダ製品を通じて、快適な車中泊、グランピングを提案します。

 具体的には、2016年9月に発売したフリード・プラスと、N-BOXプラスをベースに、純正アクセサリーを装着して気軽な車中泊体験を提案。また、ステップワゴン・モデューロ エックス「Honda Dogバージョン」は、愛犬用純正アクセサリーを装着し、ペット同伴のキャンピングを提案する。

 同時にホンダは、ツインリンクもてぎ(栃木県茂木町)にある、森と星空のキャンプヴィレッジで好評なグランピングテントをブース内に設置し、上質なアウトドア空間を再現するという。(編集担当:吉田恒)