韓国・東城路繁華街の少女像設置に反対の動きも

2017年02月12日 08:33

 韓国・大邱(テグ)広域市の中区(チュンク)・東城路(トンソンノ)の繁華街にある大邱百貨店前に市民団体が慰安婦を象徴する少女像設置を目指していることに「中区は道路法上、不可能との立場を表明」し、「地元商人らも、毎年行われる各種イベントの開催に支障をきたす懸念がある」などを理由として「設置に反対している」ことを聯合ニュースが11日、報じた。

 それによると、市民団体は設置予定の場所は「日本による植民地時代に起きた『3・1独立運動』が行われた場所の一つ」とし、3月1日に設置したい考えで、「設置を強行する意向を示している」とも報じており、行政側などと衝突が起きる可能性も示唆している。

 聯合ニュースは中区関係者の話として「中区関係者は『団体が独断で設置する場合、手続きに従って撤去する』方針を示した」と報じている。(編集担当:森高龍二)