廃棄物焼却ダイオキシン類排出量15年度比の4割

2012年03月21日 11:00

 平成22年度の1年間に全国の一般廃棄物焼却施設と産業廃棄物焼却施設から排出されたガス中のダイオキシン類の濃度は総量で推計61グラムとなったことが環境省のまとめで分かった。

 環境省では平成15年度(145グラム)に比べ約30%の削減を目標にしてきたが、58%の削減になっており、15年度比の約4割と「目標を達成している」としている。

 環境省によると、一般廃棄物焼却施設から排出されたダイオキシン類の総量は約33グラムで、前年度比約3グラム減少。また産業廃棄物焼却施設から排出されたダイオキシン類の総量は約28グラムで、こちらも前年度に比べ5グラム減少させることができたとしている。

 ダイオキシン類は毒性の強い有機塩素化合物で「ものの焼却の過程などで自然に生成してしまう」。このため、政府では「ごみを減らし、再利用やごみの分別、リサイクルに協力することが一番重要」と国民に協力を呼びかけている。(編集担当:福角忠夫)