韓国・聯合ニュースは20日、3月に日本を訪れた韓国人観光客の数が前年同月に比べ30%増加したことを伝え「韓日関係の冷え込みは韓国人が日本への旅行を決める際に大きな影響を与えていないようだ」と報じた。
報道は、日本の観光局の統計発表から「3月の訪日観光客は前年同月比9.5%増の220万5700人と集計した。3月としては過去最多となった」と伝え「このうち、韓国からの観光客は48万8400人で30.6%急増した」ことを報じた。
また「国・地域別では中国(50万9000人、2.2%増)に次いで2番目に多かった」とし「円安が続いていることが後押ししたとみられる」と分析。
そのうえで、政治においては「韓日関係は冷え込みが続く」と慰安婦を象徴する少女像をめぐる問題や竹島をめぐる領土問題、日本海に対する呼称や日本の教科書での竹島の記述に関する受け止めなどを踏まえ、教科書については「学校教育の現場では歴史を否定するような動きがみられる」と韓国の視点で問題視している。(編集担当:森高龍二)