北が巡行ミサイル数発発射と韓国メディア伝える

2017年06月08日 08:12

韓国・聯合ニュースは8日、韓国軍合同参謀本部の情報として「北朝鮮が今朝、(南東部の)江原道・元山市(ウオンサン)付近から東海(日本海)に向け、短距離の地対艦巡航ミサイルと推定される飛翔体を数発発射した、と明らかにした」と報じた。「約200キロ飛行したという」としている。

 また、発射されたミサイルは「弾道ミサイルではないもよう」としている。また「今回の地対艦巡航ミサイルは北朝鮮が故金日成(キム・イルソン)主席の生誕記念の閲兵式(軍事パレード)で公開した地対艦ミサイルだとする見方も出ている」とも報じた。

 聯合ニュースは「文在寅(ムン・ジェイン)政権発足後、北朝鮮がミサイルを発射したのは5月14日(新型中長距離弾道ミサイル)、同21日(中距離弾道ミサイル)、同27日(地対空誘導ミサイル)、同29日(スカッド改良型対艦弾道ミサイル)に続き5回目」としている。(編集担当:森高龍二)