ASEAN全加盟国の士官に国際法セミナー実施

2017年06月21日 16:16

 稲田朋美防衛大臣は20日、記者会見し、ASEAN全加盟国の士官とASEAN事務局員をシンガポール周辺海域で航行中の護衛艦「いずも」に招き、国際法セミナーや訓練を見学してもらうと語った。日ASEAN乗艦協力プログラムの一環。

 稲田防衛大臣は目的について「法の支配貫徹のための国際法の認識の共有促進、海洋安全保障に係る能力の構築支援を図る」と説明している。

 また日ASEAN自衛隊統合防災演習研修プログラムを実施するとし「ASEAN全加盟国の士官とASEAN事務局員を演習のオブザーバーとして招へいし、災害対処における指揮・調整要領を研修することを通じ、人道支援・災害救援分野の能力向上を図る」と語った。

 また、南スーダンのPKO部隊に関する「日報」問題については「特別防衛監察の結果、改めるべき隠蔽体質などがあれば徹底的に改善をしていく」と強調した。

 ただ、結果報告時期については「できるだけ早く監察結果を報告するように指示しているが、同時に正確で公平で徹底的な事実の調査というものが重要だと本件について思っている」とし、徹底調査が行われているので、時期を区切るのではなく、徹底調査を優先する姿勢を示した。

 稲田防衛大臣は「相当数の関係職員からの聞き取り、必要な場所への立入り、書類の確認等が厳格に行われている」とし「調査との兼ね合いにおいて、報告のあり方は、適宜・適切に検討していく必要があるというふうに考えている」とした。

 また「国会閉会中であっても、しっかりと調査ができれば提出し、その際、記者会見も開き説明していきたい」としたが、国会閉会中審査で説明することもあり得るということかとの記者団の問いには「閉会中審査をするかどうかは国会がお決めになることですので、わたしとしてはしっかり記者会見も開き説明したい」と述べた。(編集担当:森高龍二)