自身の政策秘書に暴言・暴行を加えたことが22日発売の週刊新潮で報じられた自民党の豊田真由美衆院議員=埼玉4区=が、同日、自民党に離党届を提出した。自民党がまたも自浄能力を欠く「離党届受理」で終わらせるのか、党紀委員会にかけ「除名処分」にするのか、議員辞職を勧告するのか注目される。
また自民党を離党することが国会議員として責任をとることにはならず、国会議員としての資質そのものが改めて問われることになりそう。
週刊新潮の記事によると、被害者は政策秘書を務めていた男性で「殴るなどが断続的に行われ、男性には『顔面打撲傷』『左上腕挫傷』などの診断書が出ている」という。この政策秘書は今月18日付けで辞めている。
週刊新潮は被害者が録音した暴言の一部をネットで公開しているが、そこには「このハゲー」「これ以上、私の評判を下げるな」と豊田議員が怒鳴る声が入っており、被害者が「あの、叩くのは、申し訳ありません」と冷静になるよう懇願するも「オー、お前がどれだけ私の心を叩いている」など、豊田議員の声が赤裸々になっている。(編集担当:森高龍二)