新型「SUBARU XV」の初期受注が好調、1カ月で1万台超

2017年07月01日 08:23

Subaru_XV

スバルの新型XVの販売が好調のようだ。売れ筋は2リッターモデルで人気のボディ色は写真のホワイト

 SUBARUが5 月 24 日に発売した新型SUV「SUBARU XV」の受注が好調のようだ。受注台数は、発売後約1カ月で、1万1085台の受注となった。とくに注目すべきは、SUBARU車以外のクルマからの乗り換えが全体の59%を占めていることだ。新型「SUBARU XV」は、昴ファンだけでなく、これまで以上に幅広い顧客に支持されているようだ。

 排気量別でみると2リッターモデルが全体の79%と支持を集め、当面1.6リッター車を大きく凌駕している。ボディカラーは、クリスタルホワイトパール(30%)とイメージカラーであるクールグレーカーキ(28%)、2色で半数を超える。

 新型「SUBARU XV」は、SUBARUが社名変更後、初の新型車として発表し、2017年5月24日から発売したクロスオーバーSUV。同社の人気モデルであるインプレッサをベースに都会的で洗練されたデザインとSUBARUらしいSUVとしての走破性、そして世界トップクラスの安全性能を兼ね備えたクロスオーバーSUVとして発売したモデルだ。

 安全装備として「歩行者保護エアバッグ」と運転支援システム「アイサイトver.3」を全車に標準装備し、次世代プラットフォームの採用で、高い操舵応答性と操縦安定性を実現。危険回避性能も大幅に向上しているとして専門家からの評価も高い。

 さらにAWD制御システム「X-MODE」をSUBARU XVとして初採用し、本格SUVに匹敵する悪路走破性をも実現した。

 また、国土交通省と独立行政法人 自動車事故対策機構(NASVA)が実施した、自動車の安全性能を比較評価する自動車アセスメント(JNCAP)において、新型「SUBARU XV」が過去最高の得点を獲得し、「衝突安全性能評価大賞」を受賞した。

 新型「SUBARU XV」の価格は、売れ筋である2リッターモデルが248.40万円?271.24万円となっている。(編集担当:吉田恒)