今後は官用車に乗せないと聞いている 総務大臣

2017年07月03日 08:09

 高市早苗総務大臣は30日の記者会見で、金子恵美総務政務官が公用車での出勤途中などに自身の子どもを乗せ、保育所に送り迎えしていたことについて「今後はお子さんを官用車に乗せることはしないと聞いている」と語り「それぞれの職員が適切に判断し、しっかりと官用車の使用ルールを守っていただくことが重要だ」とした。

 高市大臣は「28日に金子政務官から電話をもらった」とし「本人は『保育所の送り迎えを前提に公用車を呼び出し、使用した事実は一切ない』とコメントしていると聞いている。事務方からは『総務省の官用車の運用上、問題があるとは考えていない』との説明を受けている」として「職務に精励して頂きたい」とした。

 また高市大臣は事務方から聞いている話だとして「出発地から公務の場所への移動経路上でお子さんを降ろしたもの」と聞いているとし、自身の場合を比較して「私の場合は、ほとんど毎日、総務大臣室が主たる仕事場所で、自分の議員会館に行く機会は年に数回あるかないかという状況だが、金子政務官の場合は主たる仕事場、総務省のレクを受けたり、様々な公務に係る部分も議員会館でする場合が多いと聞いているので、そういう意味では現段階でこの規定に抵触することはないと聞いている」とした。公私混同していると誤解されないよう、峻別することが求められている。(編集担当:森高龍二)