“4ドアクーペ”というジャンルを築いた「Audi A5 Sportback」にFFモデル追加

2017年07月28日 12:24

Audi A5 Sportback

新たに追加された、最高出力190ps、最大トルク320Nmを発揮する4気筒エンジンで前輪を駆動する「Audi A5 Sportback 2.0 TFSI sport」、価格は603.0万円

 「Audi A5」シリーズのなかで高い人気を誇る4ドアクーペ「Audi A5 Sportback」に、初めてFWD(前輪駆動)2モデルを設定して販売を開始したと、アウディ・ジャパンが発表した。

 Audi A5 Sportbackは、Audi A5 Coupeの躍動感あふれるデザイン、ステーションワゴンの機能性、そしてセダンの快適性・利便性を兼ね備えたユニークなモデルだ。発売と同時に人気が沸騰し、先代Audi A5シリーズの顧客の過半数がこのAudi A5 Sportbackを選んでいるという。

 今回、アウディがAudi A5 Sportbackに新たに設定したFWD(前輪駆動)2モデル、Audi A5 Sportback 2.0 TFSI(546.0万円)とAudi A5 Sportback 2.0 TFSI sport(603.0万円)に搭載する直列4気筒直噴ガソリンターボエンジンは、最高出力190ps、最大トルク320Nmという高い性能を発揮しながら、JC08モード燃費は16.6km/リッターを達成、「2015年燃費基準+10%」を満たし、両モデルともに自動車取得税が20%、自動車重量税が25%減税されるエコカー減税対象車となった。これによりAudi A5のエコカー減税対象は10モデルに拡大した。

 第2世代Audi A5/S5の各モデルは、「美しさとスポーティな走りと実用性の融合」という初代の持ち味にさらに磨きをかけ、筋肉質で力強く躍動感あふれるデザインに、新たなテクノロジーを惜しみなく投入することにより、安全性や効率、また現代のクルマに求められる運転支援システム、コネクティビティ、そしてインフォテイメントの機能などを大幅に向上させました。

 A5シリーズには、2ドアクーペ、多様性を兼ね備える4ドアクーペのAudi A5 Sportback、そして電動開閉式ソフトトップのAudi A5 Cabriolet(9月発売予定)という、魅力的な3つのボディバリエーションをラインアップする。

 Audi A5 Coupe、Audi A5 Sportbackは、ともに4月4日発表以来、好調な販売を続けている。9月発売のカブリオレも楽しみな1台だ。(編集担当:吉田恒)