東京都内など大都市に住む人の72.5%が一定期間、緑豊かな農山村に滞在し、休暇を過ごしてみたいと思っていることが内閣府の森林と生活に関する世論調査で浮かび上がってきた。
都内在住の83人と政令指定都市在住の373人から有効回答を得ている。それによると、都内在住者では34.9%が是非過ごしたい、49.4%が機会があれば過ごしたいとあわせて84.3%が農山村で休暇を過ごしたいと思っていた。また、政令指定都市在住者の場合も、21.4%が是非過ごしたい、53.4%が機会があれば過ごしたいと74.8%が過ごしたいと思っていた。
過ごしたいと思う理由では「森林浴により気分転換する」が7割近くで最も多く「森や湖、農山村の家並みなど魅力的な景観を楽しむ」というものや「野鳥観察や渓流釣りなど自然とのふれあいを体験する」というものが多かった。
調査は全国の20歳以上の3000人を対象に昨年12月1日から18日の間で実施。このうち、都内と政令指定都市在住者から「一定期間、緑豊かな農山村に滞在し、休暇を過ごしてみたいか」の回答については456人から有効回答を得た。(編集担当:福角忠夫)